【英語が話せるようになる!】初心者から独学で英会話を始める3ステップ。

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「英語は高校生以来やってないけど、英会話って独学でも始められるかな・・・」

「お金をかけずに英会話を勉強する方法ってない?」

「英会話をやってみたいけど忙しいし、教室に通うのはちょっと・・・」

このようなお悩みを抱えている方、結論、独学でも英会話が身につきます!
ただし注意点やデメリットがあり、正しいやり方を知っておかなければ効果が出ないことも・・・

この記事では独学で英会話を始める方へ、学習のステップや正しく続けるコツをお伝えいたします。
このやり方で、一言も英語を話せなかった私がネイティブスピーカーと会話を楽しめるまで成長しました。

英語が話せるようになりたい方は、ぜひ最後までご覧ください!

英会話を独学で学ぶメリット

まずはじめに、独学のメリットについてお話します。このメリットに魅力を感じる方は、独学で始めてみましょう!

1.無料で始められる

何よりもコストが掛からないことが独学の強みです。
英会話教室のレッスンでは入会費2~3万円、月額1万円~2万円以上かかるというところが一般的です・・・

更に教材費用やスクール管理費用(教室を維持するための費用)も負担するため、なかなか手が出しづらいですよね?

独学であれば無料で始めることができるので、お金をかけたくないという方やとりあえずタダで試してみたいという方にもおすすめです。

2.忙しくても気軽に始められる

忙しいと、教室に通う時間やオンラインレッスンを受ける時間が確保できないこともあると思います。独学であれば、3分もあればできる勉強法もあるため時間のない方にもおすすめできます。

通勤時間や寝る前の時間、仕事の休憩中の10分などのスキマ時間を活用しましょう!

3.他の学習法につながる

レッスンは1回毎に費用がかかります。0からレッスンを始める場合、その分レッスンに通う回数が増えてしまいますよね?

「急いでいて短期集中したい」という場合は別として、多くの人はコストをなるべくかけたくないはず。

最初に独学で基礎を固めておけば、その後レッスンに通う際も短期間で目標を達成でき、お金を節約できるでしょう。

英会話を独学で学ぶデメリット

独学はメリットだけでなく、デメリットもあります。
人によっては向き、不向きがあるため、もしこれを読んで「自分には厳しそうだ・・・」と感じたらスクールに通ってみることをおすすめします。

1.間違ったやり方だと効果が出ない

独学には決められたカリキュラムがないため、自分ですべての計画を立てる必要があります。
初心者の場合は正しい学習方法がわからず、間違ったやり方で時間をムダにしてしまうリスクもあります。

たとえば「とにかくたくさん単語を覚える」といったやり方は、学校のテストでは有効でも英会話の場合は効果が弱いです。

効率的に学習したい方は自分でしっかりと効果的なやり方を調べるか、カリキュラムを組んでもらえるスクールに行くことをおすすめします。

2.学習状況を客観的に把握しづらい

コーチがいないと、自分が本当にスキルを身につけられているのか不安になる場合もあると思います。
テストが最終目的なら模試などで把握できますが、「会話ができるかどうか」は実際の会話の中でしか測れません。

スクールに入るか、独学なら後述するやり方で会話相手を見つけて実践するようにしましょう。

3.モチベーション維持が大変

独学は挫折しやすいことが最も大きなデメリットの1つです。
先生や一緒に学ぶ生徒がいない分、諦めて投げ出してしまうのも簡単です・・・

しっかりと目標を決めて、「なぜ自分は勉強するのか」という根本をしっかりと把握しておくことが大切です。
また、SNSで勉強仲間を作ったり、友人を誘ってみるのもモチベーションを維持する1つの手です。

英会話を独学でやるべき人

メリット、デメリットを踏まえて以下のような人に独学をおすすめします。自分が当てはまっているか確認しましょう

  • 急いでやる必要がない
  • お金をかけたくない
  • 初心者で、最初の一歩を踏み出したい
  • まとまった時間が取りづらい
  • 自分で学習を管理できる

英会話の独学を継続するコツ3選

英会話の独学の大きなハードルに「モチベーションの維持が大変」というものがあります。

しかし、少し工夫するだけでやる気を上げられるので、独学しようと決めた方はこれらを覚えておきましょう。

1.目標を具体的に決める

「英語が話せる」には様々なレベルがあります。

なんとなく英語が話せることを目標にしてしまうと途中で目標を見失ってしまうため「何についてどれぐらい話せるのか」というところまで決めましょう。

CEFRという、ヨーロッパで採用されている第二言語の能力の指標が「話せる」の目安になります。

日本では知名度は高くありませんが、言語が多数存在するヨーロッパでは自分の母国語以外を話す機会も多く、その際にレベルの目安になるのが以下のCEFRです。

A1(初級)「自己紹介などができる。ゆっくり話してもらえば簡単な会話できる。」
A2(脱初心者)「日常的なことについて話せる。自分の周りの状況について話せる。」

B1(中級)「旅行先で多くの状況に対処可能。身近な話題について筋の通った会話ができる。」
B2(中の上)「ネイティブスピーカーとスムーズに話せる。複雑な話題について理解できる。」

C1(上級)「流暢に自己表現ができる。複雑な話題について話せる。」
C2(ほぼネイティブ)「ほぼすべてのものを理解できる。流暢に、細かいニュアンスまで自己表現できる。」

上の図を簡単にまとめると英語の学習段階は「自分について話せる」→「自分の周りについて話せる」→「自分の周りとは直接関係ない話題を話せる」といった段階になります。

英語を勉強したい理由は人それぞれだと思いますが、旅行に英語を使いたいならA2~B1、仕事に使うならC1~C2くらいを目指すのがおすすめです。

独学する際、「何ができるようになればいいのか」の参考にしましょう。

2.一日10分でもやる

一日少しずつでもいいので、毎日やることを心がけてください。本当に忙しくても、10分、5分ぐらいなら時間を取れると思います。

それぐらいあれば、例えば単語や表現を1つ覚える、YouTubeの動画を少しだけ見るといったことができます。
習慣化できれば「今日やろうかな、でも面倒くさいな・・・」と考える余地もなく行動できると言われています。

歯磨きや入浴は毎日だいたい同じ時間にするかと思いますが、それと同じく「晩ごはんの前に30分リスニングをやる」といった時間固定の習慣を作れると継続しやすいです。

3.アメとムチを意識する

はっきり言って、ひたすら単語を覚えたり発音の練習ばかりするのは苦痛だと思います。
練習の中にも楽しいもの、つまらないものがあるため、バランスを考えることが大切です。

例えば、実際に英語で話すと達成感を得られたり課題発見ができて楽しいと思います。
好きな動画を英語で見るのも、苦痛なくできるでしょう。

これらと暗記などの単純作業を組み合わせることで、

ガマンして頑張ったら英語に苦手意識ができた・・・

といった事態を防げます。
楽しさ、達成感がモチベーション維持の鍵といえるでしょう。

英会話を独学で学ぶ3ステップ

英会話の独学では実際にどのような段階で学習するのか、3つのステップに分けて解説していきます。

ステップ1.習慣化する

まずは下準備として、英語学習が習慣化できるようにしましょう。
習慣化のためには、いきなりハイレベルな学習ではなく、まずは復習から始めると良いです。

中学レベルの英語でも旅行ができる程度の英会話力が身につき、高校レベルならマスターすれば仕事で活かすこともできると言われています。

例えば、ネイティブが日常的に使う単語は2000~3000語ほど。
それに対して高校卒業までに習う単語は3000~4000語ほどと言われています。

日常会話の中でも大部分が「get」「make」「take」などの簡単な単語で構成されているため、中学、高校レベルでもしっかりと習得すれば英語が話せるわけです。

中学生、高校生向けの勉強サイトやYouTube、あるいは自分が過去に使っていた教科書や単語帳を見て復習するところから始めましょう。

教科書や動画を見るだけではなく、自分でできる限りで日記や自己紹介文を書いてみるといったアウトプットもしましょう。
文章生成AIのChatGPTに「簡単な英語で話す練習をしよう」などと打ち込めば

ChatGPT: Hello! What is your name? 😊
(あなたの答えを英語でどうぞ!)”

のように返事をしてくれます。
AIにまかせて大丈夫かと思う方もいるでしょうが、インターネット上にある大量の英文でトレーニングされているため、自然さ、精度はかなり高いかと。

中学生向けの教材がスムーズに理解できるようになったら、次のステップに進みましょう。

ステップ2. 実践的な英語を身に着けよう

基礎を身につけたら次は実践です。現在のレベルを把握してくれるDuolingoなどのアプリ、英会話で使う表現に焦点を当てた参考書などで勉強することをおすすめします。

この段階では、ネイティブスピーカーがよく使う単語を「カタマリ」で把握するのがおすすめです。

例えば「I have no idea」という表現は非常によく使われますが、「意見がない」という意味ではなく、「全くわからない」「検討もつかないよ」といった意味があります。

「idea」という一単語にとらわれてしまうとややこしくなるため、「I have no idea」というカタマリが出てくるように訓練しましょう。

正直、中学レベルまでの文法とカタマリを組み合わせることができれば、自然な日常会話は問題なくできるかと思います。
そこで、実際に会話をしてみるのもありでしょう。

ステップ3,実際に会話をしてみよう

英会話のやり方は様々ですが、ここでは無料で手軽にできる言語交換を紹介します。

言語交換とは、自分の言語(日本語)を教える代わりに、相手の言語(英語)を教えてもらうやり方で、主に学習パートナーをSNS等で見つけて取り組みます。

具体的には、Hello Talk というアプリや Conversation Exchange というウェブサイトがあり、自分のプロフィールを登録してマッチングする相手を探すというサービスを利用する形です。

Conversation Exchangeを使った流れは

  1. アカウントを作って、プロフィール文を書く。挨拶、自己紹介、英語を勉強していることなどを書いておきましょう。
  2. 自分にあった人を検索してみる。 年齢や国で絞り込んで検索しましょう。
  3. マッチングしたら会話してみる。まずはテキストチャットで自己紹介や雑談をしてから、よさそうだと思ったら通話ができるか聞いてみましょう。

正直、初対面のネイティブスピーカーといきなり会話をするのはかなり緊張すると思います。しかし、言語交換は「お互いの語学学習を助け合う」ことが目的なので、相手もあなたが完璧に喋れるとは思っていません。

勉強中の相手の日本語がカタコトでもおかしいとは思いませんよね?
言語交換ではお互いが生徒であり先生なので、リラックスして挑みましょう。
ここで実践を積んで緊張せずに話せるようになれば、おそらく既に目標を達成しています!

英会話を独学で学ぶ人がやってはいけないこと3選

ここでは英会話学習のNG例を紹介します。独学で学ぶ際は気が付かずにこれらをやっている可能性もあるため、要注意です。

1.インプットばかりやる

TOEICや試験英語ではインプットが重視されます。学生時代に試験対策をしてきた癖で、つい暗記やリーディング、リスニングに偏って勉強してしまう人もいるのではないでしょうか?

語学習得には、4技能(書く、読む、話す、聞く)のバランスが重要だと言われているため、「読んだら感想を書く」「聞いたら自分の意見を話す」などのアウトプットを心がけましょう

2.文法的に正確な文章や難しい単語にこだわる

学校の授業やテストでは正確さが重視されます。
しかし、実際の会話に置いて最も大切なのは「相手に意味が伝わっているか」です。

例えば、「姑息」という日本語は本来「その場しのぎ」といった意味です。しかし多くの日本人が、「卑怯な」という間違った意味で使うため、「姑息=卑怯な」で通用してしまいますよね?

英語でも、「literally」という単語があり、本来は「実際に」と言う意味があります。
しかし多くのネイティブスピーカーは実際に起ったかどうかは関係なしに「マジで」のような誇張表現として使います。

難しい単語の意味や文法を正確に暗記するより、簡単な英語を組み合わせて簡潔に意見を伝えられる能力のほうが、会話においては重要です。

3.話すときに遠慮してしまう

これは私の周りでもじっさいに多くの人が陥っていた例ですが、英語を話すとき自信のなさから口数が減ってしまう人が多いです。

相手の話を聞いて考えながら話すのは難しいですが、とりあえず話す回数が多ければ成長も早いです。

会話の途中で止まってしまう人はfiller(つなぎ言葉)を意識してみましょう。
fillerとは日本語の「えーと」「あー」のような意味のない言葉のことで、英語では「You know」 が一般的です。

まとめ

話してみると、人によって様々な癖が出ます。例えば、私の場合「難しい単語を無理に使おうとして、かえって意味が伝わりづらくなる」という癖がありました。

これに気がついてから極力シンプルな単語を使うように心がけ、「前よりわかりやすくなった」と友人に言ってもらうことができました。

このような癖は実際の会話の中でしかわかりません。
前述しましたが、会話は相手に意味が伝わるかどうかが重要です。
言語交換などで実際の会話をして、癖を見つけることで自分の英会話力を磨いていきましょう。

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